爬虫類の専門雑誌『ビバリウムガイド』編集長を直撃「爬虫類に愛情はいりません」

爬虫類の専門雑誌『ビバリウムガイド』編集長を直撃「爬虫類に愛情はいりません」

『ビバリウムガイド』表紙はいま業界一強のレオパが飾っている

雑誌の衰退が叫ばれている中、確かな取材力を武器に、売り上げを伸ばす専門誌もある。今回は今注目の専門誌『ビバリウムガイド』を直撃取材。

◆業界のことを常に考え「楽しませる」側に回る

『ビバリウムガイド』、通称ビバガは爬虫類の専門雑誌。この雑誌を読んで知識を蓄えたという爬虫類専門店の店長も多く、特集が組まれた爬虫類は全国の店で売れやすくなるなど、業界において大きな影響力を持つ雑誌だ。

「犬や猫を飼うには愛情さえあればいいですが、爬虫類に愛情はいりません。必要なのは知識と技術です」(冨水明編集長)

 密輸などといったイメージが先行しがちな爬虫類業界を健全なものにすべく、情報を発信してきた。

「珍しい爬虫類を海外から輸入し、死んだらまた別の新しいものを飼うという切り花的な飼い方から、飼ったら増やしてそれをまた欲しい人に売るというサイクルを生み出そうとしてきました。そのかいあってか10年ほど前からブリーダーズマーケット(日本で生まれた個体のみを販売するもの)が開催されるところまできたんです」

 実際に自分で飼ったうえで体験をもとに記事を書くなど、徹底した現場主義を貫いてきた同誌。普遍的に見える爬虫類業界ではあるが、流行や変化もある。

「少し前までは爬虫類を飼うのはマニアくらいで、彼らはとにかく大きなものが好き。

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