<純烈物語>紅白決定時、秘めていた”◯◯のために”へ入る一人の名前<第27回>

<純烈物語>紅白決定時、秘めていた”◯◯のために”へ入る一人の名前<第27回>

第70回紅白歌合戦リハーサルより

―[ノンフィクション連載「白と黒とハッピー 〜純烈物語」]―

◆<第27回>買わせるのではなく喜んでお金を使ってもらう 秘めていた“〇〇のために”へ入る一人の名前

「今はご褒美タイムだけど、これから必ずまた何かが起こる。そうなったらみんなはいいことと悪いことの落差にまたドーン!と落ち込むだろうけど、俺は絶対に乗り越えると思わなければやっていけない。その姿勢には、すでになっています」

 物事は白だけでも黒だけでもない。芸能界の神様はちゃんといて、頑張ればご褒美をくれる代わりに試練も与える。

 でも純烈を始めた頃は、ご褒美はもちろん試練も訪れずまさになーんにもない状態だった。それと比べれば、今の方がずっと刺激的だ。

「だから今(紅白前)は、早く今年(2019年)が終わってほしい。そうすればすべてに一回、句点が打てる。今年は、かわいそうな人たちという判官びいき的な見方がどうしても内包された状態で見られてきました。頑張れ!という声の中に哀れみもある分、それが嬉しくもあり辛くもあった。なんとかプラマイゼロの純烈として活動したいという思いが、僕の中に湧いてきたんです。

 今年は応援していただいたことで紅白に出させていただけますけど、来年が本当の勝負です。とにかく令和元年を滞りなく終わらせたい。

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