“自称”小児性愛者の苦痛「子供と関わらない仕事に…」

“自称”小児性愛者の苦痛「子供と関わらない仕事に…」

“自称”小児性愛者の苦痛「子供と関わらない仕事に…」の画像

「セックスもしましたよ……愛し合っているなら当然のことでしょう? それを周りの人たちがぶち壊したんです。私がロリコンだって……」

 これは、精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤 章佳(さいとう あきよし)氏の著書、『「小児性愛」という病 ―それは、愛ではない(以下、同書)』の帯にある文章だ。この衝撃的な発言をした人物は、12歳の少女に性加害をした49歳の男だという。少女は性加害を受けたあと、身体的にも精神的にも大きくバランスを崩しており、男の主張が“男の中での勝手な幻想”であることは間違いない。

◆子どもから遠い職業にしておかないと…と語る自称ロリコンの男性

「本を読んだ限りでは、幻想を抱ける人のことは、自分みたいなやつからしたら、うらやましいところもありますけどね」

 こう切り出したのは、同書を読んだ自分の葛藤を聞いてほしいと希望してきた、自称ロリコンの原田一郎さん(仮名)。原田さんは40代前半の介護士で、最近入籍した新婚男性。相手の女性は年下ではあるものの、見た目も年相応だという。聞く限りだと、ロリコンだとは感じられない。

 しかし、同書によれば、ロリコン(というのは俗称であるため、正確にはペドフィリア)には、原田さんのようなケースは珍しくないそうだ。斉藤氏が精神保健福祉部長で、各種依存症を取り扱う、大森榎本クリニックを2006年5月から2019年5月まで受診した子どもへの性加害経験者117人のデータ(以下、同データ)によると、成人女性との性交渉の経験者は54%で、過半数を超える。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)