<純烈物語>苦楽を共にしたマネジャーを観客の前で労った令和2年初ステージ<第30回>

<純烈物語>苦楽を共にしたマネジャーを観客の前で労った令和2年初ステージ<第30回>

ステージに呼び込まれ歌わされたマネジャーの山本(左から2番目)とアーティスト担当の新宮(右から3番目)

―[ノンフィクション連載「白と黒とハッピー 〜純烈物語」]―

◆<第30回>紅白後の凱旋ライブは早朝5時まで酒井は楽屋に泊まり元日の生番組へ

「2019年、ありがとう。そして2020年もよろしくお願いします。さらにもう一人、皆様に感謝の歌をお届けしたいということで……タカシ・シングウ、そこにいる?」

 2度目の紅白出場の報を、泣きながらメンバーに届けたクラウンレコードのアーティスト担当・新宮崇志が、舞台袖から引っ張り出される。両脇をメンバーにはさまれると捕まった宇宙人状態で、スタンドにつけられたままのマイクは頭上にあった。

 酒井はマネジャーの山本浩光も呼び込み、2人に『プロポーズ』をリクエスト。メンバーとともに6人で歌った。1年間を走り終え、そして新たな一年のスタートにあたり苦楽をともにしてきた裏方のために、感謝の思いがファンに伝わる場をこしらえたのだ。

「本当にいろいろあった2019年ですけど、メンバーと我々が頑張れたのは皆さんの応援があってこそと、心から感謝申し上げます。今年は、歌唱の時はなんとか泣かずに耐えたんですけど、あの衣装を着ているDA PUMPの……(涙)。みんなやさしいなと、そのやさしさが身に染みて最高の締めくくりの2019年になったと思います。本当にどうもありがとうございました!」

 言葉に詰まる新宮へ、温かい拍手が贈られる。

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