無知なネトウヨと、没落したリベラル。“右か左か”の時代は終わりだ/倉山満

無知なネトウヨと、没落したリベラル。“右か左か”の時代は終わりだ/倉山満

「桜を見る会」・IR汚職事件など問題が山積みの中、20日に通常国会が開会した。23日の代表質問では、立憲民主党の福山哲郎幹事長(写真手前)が安倍晋三首相に退陣を迫る場面もあった 写真/時事通信社

―[言論ストロングスタイル]―

◆確かに敗戦から75年、「日本は悪い国だ」と洗脳され続けてきたが……

 昭和20年8月15日。日本は戦争に負けた。しかし、これは戦争の終わりではなく、本番の始まりだった。日本の総力を破壊しようとするGHQの占領政策は、過酷を極めた。その要諦は三つ。

 第一は、憲法強要である。政治体制を作り変え、政治家、官僚、マスコミを含めた財界の支配層を、自分に従順な人たちに入れ替えた。その人たちの末裔は、今も日本のエスタブリッシュメントである。

 第二は、復讐裁判である。戦前日本の歴史、特に近代史の中でも昭和初期の戦争に関しては、徹底的な悪だとして断罪した。

 第三は、洗脳教育である。教育に名を借りた洗脳とでも言おうか。GHQのやったことを正当化し、教育で刷り込む。その洗脳は何十年も続けられ、もう数世代に及ぶ。

 つまり、敗戦から75年、「日本は悪い国だ」と教えられ続けたのだ。GHQがいなくなってからも、その教育は続いた。それどころか、固定化した。

 これを安倍晋三首相の言葉を借りれば、「戦後レジーム」ということになる。そして、敗戦体制を固定化させたのは、1955年の体制だ。

 1955年以降、政界では常に保守(っぽい)自由民主党が第一党で政権を独占する。

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