『ワンピース』でナミはなぜルフィを殺さなかったのか?

『ワンピース』でナミはなぜルフィを殺さなかったのか?

※写真はイメージです

―[魂が燃えるメモ/佐々木]―

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第153回

 人気漫画『ワンピース』にナミというキャラクターがいます。海賊王を目指す主人公ルフィの仲間の一人です。ナミはルフィと出会った当初、海賊を名乗る彼のことを毛嫌いしていました。

 第2巻の冒頭で、ナミはバギーという別の海賊にルフィを売り渡そうとします。しかし、バギーにルフィを殺すように命じられると、その命令を拒み、さらに近くにいたバギーの部下を叩きのめします。そして「今さらおれを助けてくれたのか?」と問いかけるルフィに対して、「私は非道な海賊と同類にはなりたくなかったから」と答えます。

 ナミにはアーロンという海賊に養母を殺された過去があります。つまり、ナミはアーロンの影響を受けて、バギーの命令を拒んだということです。行動の背景には、常に人物の影響があります。

 ナミはもともと戦争孤児でした。それを海軍に所属していたベルメールが戦場で拾い、養母となって育てました。同じく戦争孤児だったノジコと三人で暮らしていたある日、アーロンが彼女たちが住んでいた島を侵略し、上納金を払えなかったみせしめとして、ベルメールの命を奪いました。

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