小太りは長生きする?「内臓脂肪=悪」は間違った認識かも

小太りは長生きする?「内臓脂肪=悪」は間違った認識かも

"小太りは長生き"根拠を解説

小太りは長生きする?「内臓脂肪=悪」は間違った認識かも

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◆痩せすぎは早死にのリスクが高く、小太りこそ長寿の秘訣!?

「メタボ肥満は万病のもと、痩せれば健康!」などと脅されて、右往左往する姿は痛々しい。だが、そんな痩身迷子たちに朗報だ。最新の調査から、その努力は必要ないようなのだ。

◆小太りは長生きする……その医学的根拠が判明!?

 歴史を振り返れば、’80年代に一世を風靡した「りんごダイエット」や「ゆで卵ダイエット」に始まり、昨今では「糖質制限ダイエット」や「サバ缶ダイエット」など、毎年のように新しい「○○ダイエット」がテレビや雑誌を賑わせている。ネット上ではさらに珍奇なダイエット法が怪しげな効果効能を謳っており、いまや我が国は一億総痩せ体形を目指して突っ走っているかのようだ。

 東京都健康長寿医療センター研究所は、’87年から東京大学および米ミシガン大学と共同で、60歳以上を対象にした追跡調査を実施している。その最新の結果(’17年)によれば、肥満指数(BMI)の低い痩せ形は死亡リスクが高い一方で、軽度や中度の肥満であればリスクは変わらなかったのである。

 この傾向は働き盛りの40〜59歳の中高年世代でも同様で、国立がん研究センターの研究者らが、すでに’02年に論文を発表している。それによると、最も死亡リスクが高いのは男女ともにBMIが最も低い層である14〜18.9の層だったことが判明した。

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