JALの実力はホンモノか?破たんから10年、財務諸表には怪しい影…

JALの実力はホンモノか?破たんから10年、財務諸表には怪しい影…

筆者近影

―[あの企業の意外なミライ]―

「飛行機は、JAL派?ANA派?」
「わたしはANA派。クレジットカードがANAマイルのほうが貯まりやすいから。ソラチカカード使ってるの」
「俺はJAL派。キャビンアテンダントの制服が気に入ってるんだよね」
「俺もJAL派。classJのシートが福岡出張のとき疲れなくて好きなんだよね。ちょっと払うだけで乗れるし」
「私はANA派。旦那の実家が富山で、富山はANAしかないから」

 そんな「ANAとJAL、どっち派?」という、永遠に答えの出ない議論が日本人の間で数十年なされてきたことは想像に難くありません。では、企業としての両社にはどんな特徴があるのでしょうか?

 どちらに将来性があるのか? 一度破綻したJALは大丈夫なのか?

 今回は、そんな企業としての「航空会社のこれから」について財務分析を通して解説します。旅に誘うパイロットは、私、馬渕磨理子。スマホで気軽に読める「航空業界のこれから」の旅にご案内します。

 フライト時間は、約3分間です。シートベルトをお締めになって、お待ち下さい。

◆お金を持ってるのは、意外にもJAL(阿部寛さんのほう)

 2010年2月、経営破綻により上場廃止となったものの、約3年後の2012年12月には再上場を果たした、JAL。

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