医師が考える「受けるべき・受けるべきではない」検査。バリウム検査は…

医師が考える「受けるべき・受けるべきではない」検査。バリウム検査は…

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健康診断を会社に義務づけられ、人間ドックも定期的に受けろと言われ、保険会社のCMに不安をかきたてられ。人生100年、長生きしたいならまず検査と、何かとプレッシャーがかかる現代社会。しかし、その検査は本当に必要なのか? 今、各メディアが取り上げるこの問題を医師たちに直撃すると、意外な実態が語られた!

◆「受けるべきではない検査」と「受けるべき検査」

 医師が考える「受けるべきではない検査」とは何なのか? その筆頭が、胃がんの「バリウム検査」だ。その理由を、とうきょうスカイツリー駅前内科の金子俊之医師はこう解説する。

「日本以外では実施されていないがん検診の典型。内視鏡のほうが精度、安全性において優れているので、必要ありません。進行がんの見落としも多く、体内環境をかき乱すので、他の病気を誘発する恐れもあります」

 医療ガバナンス研究所の上昌広医師も「放射線を浴びることで、検査によって生じる“二次がん”発症リスクが高まる。それゆえ海外では、批判する論文が出ているほど」と否定的だ。

 続いて、全身のがん細胞の有無を検出する「PET検査」は、6割以上の医師が不必要と判定。

「米国医学会でも、がんの発見率が1%前後と極端に低いことから『健康な人へは控えるべき』としています。

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