中止か無観客開催か…春の選抜高校野球、7大事件簿を振り返る

中止か無観客開催か…春の選抜高校野球、7大事件簿を振り返る

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今回の新型コロナウイルスの感染拡大騒動が高校野球界をも揺るがしている。高野連は4日、今年の春の選抜は無観客試合で行う方向で検討すると発表。正式決定は11日に下されることになったが、場合によっては中止も視野に入れられている。実は選抜は太平洋戦争中に中断時期はあったものの、中止となればまさに史上初の大事件。ということで、今回はこの緊急事態を踏まえて過去の春の選抜における事件簿7選をお届けしたい。

◆@4月末に開幕し、なんと5月に決勝戦

 この超異例な日程で行われたのは’27年の第4回大会。実はその前年12月25日に大正天皇が崩御されたこともあって国中が喪に服す真っただ中で開催されたのである。そのため、大会日程は開幕が4月29日、決勝戦が5月1日というわずか3日間。出場校も前年の16校から8校に減らしての開催で、当然のように入場行進も中止された。

 あまりの簡略化でなんとも寂しい大会となったが、その中でただ一つ豪華なエピソードが。なんとこの大会から優勝校にはアメリカ遠征の特典が与えられたのだ。なお、この特典は’31年の第8回大会まで5年間実施された。

◆A春の選抜大会、ガチで消滅の危機に?

 実は大会中止どころか、春の選抜自体が消滅してしまう危機がかつてあった。それは戦後の混乱期のこと。

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