収入ゼロ…プロ野球延期でビール売り子、球場内売店にも大打撃

収入ゼロ…プロ野球延期でビール売り子、球場内売店にも大打撃

大学入学前から球場で野球観戦をしていたという前田さん。「ずっと売り子の仕事に憧れていました」

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、NPB(日本野球機構)とプロ野球12球団は4月17日、5月中の開幕断念と今季のセ・パ交流戦の中止を決定した。当初3月20日だった開幕は延期されたまま、見通しが立っていない。この事態は選手や球団だけでなく、球場の関係者にも大きな打撃を与えている。

◆開幕しても当面は無観客試合で、売り子はビールを売れない!?

 大学に通いながら都内の球場でビールの売り子として働くElenaさんは「他にするバイトがなくて困っています」と、この状況に戸惑いを見せている。

「開幕はいつになるんでしょうか……待ち遠しくて仕方ありません。でも、無事に開幕して売り子の仕事ができるようになったとしても、私たちが『ビールいかがですか〜』と大きな声を出しながら行き来すると、お客様も(飛沫を)心配するかな……? とちょっと不安もあります」(Elenaさん)

 もともと野球が大好きで「大学に進学したら、絶対に売り子のアルバイトをしたいと思っていました」と語る前田星奈さんは、売り子を始めて今年で3年目。彼女もElenaさんと同じく「今は収入がほとんどない状況で困っています」と語る。

「収入が減ったことも悲しいですが、売り子仲間たちにも会えず、いつも買ってくれているお客さんと野球の会話をすることができなくて寂しいです。

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