シノギを失った裏社会の住人たちの“暴徒化”に気をつけろ

シノギを失った裏社会の住人たちの“暴徒化”に気をつけろ

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コロナ旋風が多くの業種に大打撃を与えているが、それは“裏社会”で生きる人々にとっても、決して無縁ではない。違法なドラッグやギャンブル、特殊詐欺(オレオレ詐欺、振り込め詐欺など)に関わっている彼らの現状はどうなっているのか。『半グレ』(彩図社)著者で裏社会に詳しい作家の草下シンヤ氏に話を聞いた。

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◆マスク回収騒ぎの裏で

 日本政府から配布された布マスクは回収騒動が起き、社会に混乱をもたらしている一方で、実は裏社会ではそれほどマスクに困っていなかったという。

「1万個買うのであれば、中国産は1枚40円、タイ産は75円ほどで出回っています。仲間内で出回るので、ヤクザの間では値段を釣り上げるような転売はあまりないようです」(草下氏、以下同)

 なぜ彼らはマスクが手に入るのか。草下氏は次のようにツイートしている。

「裏社会の人間は縦横のつながりが強く、全国にネットワークを持っている。また、病院などの医療関係施設に食い込んでいる組織もあり、マスクの調達は比較的容易。私のところにも『マスク必要だったらあげるよ』と連絡があるが、もっと必要な人がいると思い、お断りしている」

 それでは一体、どうやって病院に食い込めるのか。

「たとえば美人局。

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