コロナ不況で詐欺が増える?「マスクが買えます」とメールで…

コロナ不況で詐欺が増える?「マスクが買えます」とメールで…

※写真はイメージです

まだまだ油断できない新型コロナウイルスの感染拡大。世界的な恐慌が起きようとしているなか、それぞれの業界はどんな局面を迎えているのか。その道のエキスパートたちに現状を解き明かしてもらうと、今まで誰も経験したことのない危機的状況になることが浮き彫りに。もはやコロナ恐慌の到来を覚悟するしかない!

◆特殊詐欺の実態

 コロナの感染拡大の影響で社会が混乱しているなか、犯罪も増加している。「今年は例年以上に特殊詐欺や訪問盗が横行するでしょうね」と予測するのは、悪質商法評論家の多田文明氏だ。

「特に狙われているのが首都圏よりも地方です。3月に入り、高齢者の自宅を中心に市役所の職員を装って『検査キットは届きましたか?』と在宅の確認がきたり、清掃業者を名乗り『コロナの感染を防ぐために消毒に回っている』などのアポ電が急増している。また、『マスクが買えます』などとメールがきて、お金を振り込んでも一向に届かないという詐欺もありました」

 そんなコロナに関連する詐欺の相談件数は、全国で1万件を超えているという。

「4月に緊急事態宣言が出たことで在宅率が高くなった状況は、犯罪者からすると絶好のチャンス。不安をみんな抱えているので、電話やネットで偽情報をインプットさせやすい。コロナに便乗した犯罪手口はさらに増えるでしょうね」

 さらに多田氏は、「コロナ失業で経済的に厳しい人たちの中には犯罪に加担する人も出てくる」と指摘する。

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