ご近所の自粛警察に感じる不安。本家警察も手を焼くありさま

ご近所の自粛警察に感じる不安。本家警察も手を焼くありさま

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新型コロナウイルスの感染拡大によって、多くの国民が自粛生活を強いられている。とはいえ、外出を厳しく罰則付きで制限している諸外国とは違い、ジョギングや散歩など、気分転換に近所を出歩くことまでは制限されていない。だが、いわゆる“自粛警察”の目にはそれすらも“犯罪”に映るらしい。

◆外出自粛中にご近所トラブルが多発

 大手キー局記者・鈴木恵介さん(30代・仮名)がため息混じりに漏らす。

「主に中高年の視聴者から毎日のように、近所の公園で子どもが遊んでいるから取材しろ、と情報提供が寄せられます。犯罪じゃないんですよ、と言ってもわかってくれない。

 子ども達もツラいからしょうがないですよね、なんて言おうものなら烈火のごとく怒り出し『お年寄りが死んだらどうするの!』なんて。公園で遊ぶ子ども達の姿を隠し撮りした動画や写真を、罵詈雑言とともにネットにあげている人もいます。そっちの方が犯罪なんですけどね……」(鈴木さん、以下同)

 実際、全国各地の警察や役所にも同様の“通報”が相次いでいるともいう。

「警察にはもっと多くの“通報”が寄せられているようで、毎回いさめているというのですが……。中にはクレームが本当のトラブルになって、いよいよ警察が出動するような事態も起きており、自粛警察に本家警察も手を焼いているようです」

 実際に自粛警察のせいで思わぬトラブルに遭遇したというのは、埼玉県さいたま市在住の会社員・横田雄一さん(仮名・30代)だ。

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