780万円の格安物件は買っても大丈夫? 築50年の都内戸建て

780万円の格安物件は買っても大丈夫? 築50年の都内戸建て

坂本さん夫婦。これまで住んだ家にはなかった庭があることも今の家のお気に入りのポイントとのこと

「下がる、下がる」といわれ続けている不動産価格。新型コロナ問題でますます住宅事情の先行きを読むのは難しいが、「いい買い物/悪い買い物」は確かに存在する。そんな明暗を分かつものはいったい何なのか? 今回は780万円の格安物件を購入した夫妻を取材した。

◆格安の築古再建築不可物件をリノベで理想の自宅に

 東京都内の一戸建てで夫婦と大型犬1匹で暮らす坂本祐希さん(仮名・53歳)。愛犬との暮らしを重視して選んだという現在の家は駅から距離があるものの、物件価格は780万円と破格だ。

「念願の大型犬は世話が大変なのも事実。庭つきの平屋なら住みやすくなると思い始めたんです。ネットで気になる物件があったのですが、再建築不可というワケあり。ただし、地価を考えると格安で、さらに指し値を入れて購入。元値の1280万円から大幅にディスカウントしてもらった結果が780万円でした」

 無事に希望通りの物件を入手。しかし、クリアしなければならない課題はまだほかにもあったと坂本さんは当時を振り返る。

「当時の世帯年収は600万円ほど。購入しようとしている物件は再建築不可だったため、案の定、一般的な住宅ローンはダメ。当初、頼りにしていた地銀に断られるなど、融資づけは二転三転しました。ノンバンクにも粘り強く相談し、頭金を多めに入れることにはなりましたが、期間10年、月約3万円という優しい返済計画のローンが通りました」

 そうして手に入れた新居。

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