名古屋デリヘル嬢の暴行致死事件。弁護人が職業べっ視発言を連発、変な空気に…

名古屋デリヘル嬢の暴行致死事件。弁護人が職業べっ視発言を連発、変な空気に…

名古屋地裁

◆知人女性2人によるリンチの実態

 愛知県豊田市の山中で昨年2月、名古屋市天白区のデリヘル嬢=当時(31)=が遺体で見つかった事件で、傷害致死や死体遺棄などの罪に問われた同市中区の石川一代被告(35)と同県稲沢市の門田典子被告(38)の第2回公判が名古屋地裁で開かれ、石川被告の主任弁護人が裁判長、検察官、門田被告の主任弁護人から集中砲火で叱責されるという珍事があった。

 この事件は被害者も加害者もデリヘル嬢。6月23日に開かれた第2回公判では3人といずれも面識があり、被害者が亡くなる直前に会ったというデリヘル嬢が検察側証人として出廷した。

 証言によると、被害者のデリヘル嬢は生前、石川被告や門田被告と同居しており、石川被告にデリヘルの稼ぎをピンハネされたり、「稼ぎが悪い」とホウキの柄で殴られたり、真冬のベランダに下着姿で放り出されたり、逃げ出さないようにと針金で手首や足首を縛られたりしていた。

 また、被害者が亡くなったとみられる昨年2月2日朝には、石川被告に「体温が上がらないから、背中にカイロを張るのを手伝って」と言われ、被害者の背中に石川被告がカイロを貼るのを手助けしたとも証言した。

 全体的な構図として、障害者年金をもらっていた被害者に目を付け、石川被告が金づるとして利用し、門田被告はそのとばっちりが自分に来ないように、石川被告に迎合して暴行に加わっていたという検察側の主張が補強される形になった。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)