濃厚接触を確認できるアプリ「COCOA」を試してみた。改善点は?

濃厚接触を確認できるアプリ「COCOA」を試してみた。改善点は?

厚労省アプリ「COCOA」の画面(以下同)

厚生労働省が『COCOA』というアプリを配信した。これは新型コロナPCR検査陽性者との濃厚接触を確認できる設計だ。GPS位置情報は使わず、代わりにBluetoothを使う。故に、アプリ利用者の現在位置や移動履歴が外部に漏れることはない。

 だがそれ以前に、このアプリは実用に値するものなのか?

◆コロナ陽性者との接触を通知

 COCOAの機能は、「過去14日以内」にコロナ陽性者と「1m以内」の距離で「15分以上」近接した場合、その事実がスマホに通知されるというものだ。

 たとえば、AさんとBさんが6月23日に東京で会合したとする。この時点で、ふたりは健康だ。しかし7月2日にAさんがPCR検査を受け、陽性と判断された。この際Aさんは、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システムに自分の携帯電話番号とメールアドレスを登録する。するとAさんのSMSまたはメールに処理番号が通知される。Aさんはこの処理番号をCOCOAに登録。

 直後、Aさんと過去14日以内に濃厚接触した人のスマホにその情報が反映される。もちろん、その中にはBさんもいる。濃厚接触の事実を知ることで、Bさんは感染を広げないための具体的な対策を打つことができるのだ。

 ここで注意点。Bさんが知り得る情報は、あくまでも「過去14日以内に陽性者と濃厚接触した」ということのみ。

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