<純烈物語>成長したからこそわかる「幸耕平さんが僕らをミュージシャンにしてくれたんです」<第51回>

<純烈物語>成長したからこそわかる「幸耕平さんが僕らをミュージシャンにしてくれたんです」<第51回>

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―[ノンフィクション連載「白と黒とハッピー 〜純烈物語」]―

◆<第51回>「幸さんが、僕らをミュージシャンにしてくれたんですよ」(酒井一圭)

 2017年あたりから酒井一圭は、本格的に紅白歌合戦を狙うためのホップ・ステップ・ジャンプ想定し、純烈というプロジェクトを高めていった。レコード会社はどの作家を起用するか考え、かかわる人間の士気も上昇していく。

「それに耐え得る作家さんというのが、おのずとあぶり出されるわけです。レコード会社の方で出た『今の純烈だったら幸さんじゃないの?』という話が僕のところまで降りてきた。でも、その時点ではどれほどの方なのかなんて僕にはわかんないわけですよ。なので、スタッフが持ってきてくれたことを信頼してやるしかない。

 そうなった時点で、僕の中では幸さん一点になりました。アタックした時点ではOKしてくれるのかわからなかったけど、OKしたということは純烈のことを面白そうだと思ってくれているんだろうなと受け取りましたね」

 前回、トータルプロデュース気質という点で幸耕平先生(以下敬称略)と酒井は共通していると書いた。じっさい、すべての権限を託されたからこそ、それまで接点がなかったグループのために腰をあげた。

 純烈において全権を揮う酒井ではあるが、作家のオーダーに関してはデビュー以来、自分で指定したことはない。

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