「新型コロナは集団免疫ができない」という新説と自衛隊の防護体制

「新型コロナは集団免疫ができない」という新説と自衛隊の防護体制

自衛隊公式Twitterより

―[自衛隊ができない100のこと/小笠原理恵]―

その91 集団免疫と自衛隊

◆自衛隊の新型コロナ医療体制は最高レベル

 緊急事態宣言が解除され、リモートワークを行っていた会社も徐々に通常の出勤体制になってきました。街にも人が戻り、少しずつ日常の光景を取り戻しつつあります。ただし、ソーシャルディスタンスを守るということでお店のレジ前には立ち位置にマークが示され、三密を避けるために最少人数での短時間の買い物を勧めるアナウンスが響いています。まだ完全な日常には程遠いとはいえ、人々の表情からは明らかに警戒感がなくなり始めています。

 日本における新型コロナウイルスの感染拡大は、EU諸国やアメリカなどと比較すればかなり抑えられており、現時点では封じ込めに成功したと思います。死亡者数も少なく抑えられ、第一波は乗り越えたと言っていいでしょう。

 しかし油断は禁物です。これまでに自衛隊はダイヤモンドプリンセス号への対処や成田・羽田での検疫支援などで最前線の水際対応を行っていますが、その度に最大級の防護体制を取ってきました。ダイヤモンドプリンセス号のときは、自衛隊員の宿泊場所である船舶のなかまでエリア分けし、医療スタッフと患者が接触することのないよう、支援隊員が徹底したゾーニング計画を作成していました。

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