ごみ収集員の一日に密着。外出自粛でごみの種類に変化も

ごみ収集員の一日に密着。外出自粛でごみの種類に変化も

燃えるごみの回収に追われる収集員たち

新型コロナウイルスに伴う外出自粛が続いた影響で、家庭ごみの総量が増えている。東京都がまとめた3月〜5月に出された燃えるごみの総量は、前年同月比101〜110%を推移。袋いっぱいに詰められたごみが破裂して飛沫を浴びないか、現場では収集員たちが不安を抱えながら仕事に当たっている。

 暑くなる時季を迎え、マスクを着け長袖姿での作業は熱中症のリスクも高まる。20年以上ごみ収集に携わる大野あきらさん(仮名・45)に同行して実情を探った

◆長袖姿の収集員、厳しい暑さでも黙々とごみ回収

 6月中旬の昼時。都内の住宅市街地で行われた燃えるごみの回収作業現場で、「パン、パン、パン」と爆竹を打ち鳴らしたような音が響いた。収集車の中に放り込まれたごみ袋の破裂音だ。マスクで鼻を覆っているため臭いは遮られているが、その反面蒸れるし汗が止まらない。厳しい暑さに根をあげる筆者(私)の目の前で、長袖姿の作業員たちは黙々と回収していた。

 午前中の作業を終えて事務所に戻ると、収集員たちが着ていた服を洗濯機の中へ入れた。午後の仕事前に洗い終えた作業服に着替え、他の現場に向かう。その日の勤務が終わると、事務所内の大浴場で汚れを落として退勤。コロナ前から続く清潔管理だ。

◆4月中旬から徐々に増加「年末年始に匹敵する量に」

 コロナ禍でごみの量はどうなっていたのか。

1 2 3 4 次へ

関連記事(外部サイト)