安倍応援団の自称保守が何を喚こうが、予想通り河井夫妻は逮捕された/倉山満

安倍応援団の自称保守が何を喚こうが、予想通り河井夫妻は逮捕された/倉山満

17日、参院本会議場を出るあんり参院議員。説明責任を果たさないまま逮捕された二人。黙認してきた首相の責任は厳しく問われるべきだろう 写真/時事通信社

―[言論ストロングスタイル]―

◆安倍応援団の自称保守が何を喚こうが、予想通り河井夫妻は逮捕された

 世の中には大嘘付きがいる。無知蒙昧なネトウヨどもを相手に「朝日新聞は検察人事に介入するな!」などと絶叫して商売をしていた言論人たちだ。そういう人が保守を名乗るから大迷惑だ。

 こんな大法螺、少し法務・検察の世界を知っていれば、ありえないとわかる。歴代、検事総長を目指すような検察官は、各社に“子分”を“飼って”いる。朝日も産経も、どこも関係ない。ついこの間も、産経新聞社の記者が朝日新聞の記者と一緒になって検察大幹部を麻雀賭博で接待していた。そうやって“飼”われているのだ。力関係は、検察の方が上であって、逆ではない。常に法務検察担当記者は、検察の人事抗争に使われる立場だった。

 さらに言うと自称保守言論人たちは、「河井あんりは捕まるけれども、ダンナの克行前法相にまでは捜査は及ばない」などと、訳の分からないことを言いふらしていた。要するに、公職選挙法違反は嫁のあんり参議院議員がやったことであって、安倍首相側近の克行は関係ないから、安倍内閣は安泰だと言いたいらしいのである。夫婦で選挙活動をやっていて、一方だけが捕まりもう一方が助かるなど、ありえない。

 では、保守を名乗る法螺吹き言論人は、なぜ非常識な嘘をつくのか。

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