2000万円で投資マンション購入も空室続き…自宅にして長時間通勤に耐える日々

2000万円で投資マンション購入も空室続き…自宅にして長時間通勤に耐える日々

バツイチで現在は一人暮らしの橋川さん。「家が遠いと自然と寄り道しなくなりましたね」

「下がる、下がる」といわれ続けている不動産価格。新型コロナ問題でますます住宅事情の先行きを読むのは難しいが、「いい買い物/悪い買い物」は確かに存在する。そんな明暗を分かつものはいったい何なのか? 今回は2000万円で投資用マンションを購入した男性を取材した。

◆投資用マンションとして購入を決めたつもりが自宅として活用中

 ゼネコン関連会社に勤める橋川康司さん(仮名・45歳)は7年前に購入した埼玉県内のマンションに住んでいる。「趣味といえば投資くらいで、全然物欲もない」という橋川さんの部屋。まるでマンスリーマンションのように必要最低限の家具や家電しかない。しかし、この自宅、元を辿ると自分が住むために購入したわけではない。

「昔から株やFXなど投資商品には全般的に関心があったので、知人に紹介された不動産業者に投資物件を勧められた際はすぐに興味を惹かれました。年収は750万円ほどですが、もう頭打ちなので心が揺らいでしまって。

 しかも、『橋川さんは自宅を持っていないので、住宅ローンで融資を受けられます』って言われたんです。上場企業に勤めているので融資もつきやすい。自分は有利な立場で投資できると一気にテンションが上がったのを覚えています。しかも、検索してみると勧められた物件は近隣相場よりも安めの価格設定。

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