オバマ前大統領、マウンティング「する」ではなく「させてあげる」交渉術



 率直に言って、米国大統領から褒められて嬉しくない人はこの世にいないはずです。オバマ元大統領は、相手起点のコミュニケーションの重要性を知り尽くした世界屈指のエリート中のエリートであるだけでなく、優れたマウンティングエクスペリエンスの設計者であると言っても決して言い過ぎではないのかもしれません。

「Joiの言葉を借りれば、メタ・プロブレムもある」(Ep6:3:27)

「だが、Joiは的確でシンプルな指摘をしてくれた」(Ep7:0:34)

(伊藤氏の発言を受けて)「非常に的を射た指摘だし、それはより大きな問題につながる」(Ep7:7:26)

 一方、伊藤氏も見事なやり方でオバマ氏に対する敬意を表明しつつ、自論を展開していきます。

「医療とサイバーセキュリティを総合的に見ている大統領の目線は」(Ep3:9:34)

「大統領はオープンデータイニシアチヴを成功させましたが」(Ep4:7:31)

「大統領がおっしゃった通り、時間はあります」(Ep5:5:54)

といった具合です。内容の詳細については実際に動画を見て頂ければと思いますが、オバマ氏に負けず劣らず、伊藤氏も優れたマウンティングリテラシーを備えた桁外れの人物であることが見て取れると思います。

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