国の借金1千100兆円でも日本は破綻しない…現代貨幣理論=MMTとは?

国の借金1千100兆円でも日本は破綻しない…現代貨幣理論=MMTとは?

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◆借金1千100兆円の日本が破綻しない? いまMMTが注目される理由

 かつてない超高齢化社会を迎え、新型コロナ禍の今では息の長い公による補償が必要不可欠となっている日本。社会保障の財源確保が急務となる一方、国の借金は1千100兆円を突破し、将来の増税もやむなしとも考えられる状況だ。

 しかし、「増税は一切不要」「財政赤字でも日本は破綻しない」と主張する人々が増えている。彼らが根拠とするのが「MMT」だ。注目の経済ワード「MMT」とはどのような考え方なのか。『MMTが日本を救う』の著者、経済アナリストの森永康平氏に話を聞いた。

――最近、MMTという言葉を最近よく目にするようになりました。

森永:MMTとはmodern monetary theoryの頭文字を取った略称で「現代貨幣理論」と和訳されています。すごくざっくり説明すると、日本のように自国通貨建ての国債を発行できて、かつ変動相場制を採用している国は、どれだけ自国債券を発行しても財政破綻するリスクがないという主張です。

MMTが注目される背景として、2019年10月の消費増税のタイミングで一度脚光を浴びました。経済学に興味がない人も「日本の景気がよくない」と肌感覚で思っていた時に、なぜこのタイミングで消費税を上げるのか疑問に感じていた。

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