震災後の仮設住宅で観た、田中将大の“炎のマウンド”。ロッテ・佐々木朗希の思い出

震災後の仮設住宅で観た、田中将大の“炎のマウンド”。ロッテ・佐々木朗希の思い出

震災後の仮設住宅で観た、田中将大の“炎のマウンド”。ロッテ・佐々木朗希の思い出の画像

―[17の閃光〜佐々木朗希物語〜]―

◆一軍の仙台遠征に帯同、楽天生命パークでの思い出

 久しぶりの東北だった。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手は6月30日から7月5日まで一軍の仙台遠征に帯同した。岩手県出身の佐々木朗希にとっては、イーグルスの本拠地・楽天生命パークでの観戦の思い出がたくさんある。

「東日本大震災前に2回。震災後にも1回行きましたね。家族で2回。あとは少年野球チームで見に行ったと思います」

 グラウンドで汗を流しながら、懐かしそうにスタンドを見つめた。不思議なものだ。子供の時は遠いスタンドからグラウンドで行われるプロ野球を見ていた。今は逆だ。

「ライトスタンドの辺りが多かったですね。イーグルス対ファイターズが2回。ライオンズが1回かな。ファイターズのセギノール選手が印象的。そしてすごく熱い応援をするファイターズのファンの方がいたことを鮮明に覚えていて、翌年に見に行った際にもまたいらっしゃったのを覚えていますね」と思い出を語り、笑った。

◆子供の頃に夢見た景色が、いま目の前に広がっている

 そして、もう一つ笑いながら語ってくれたエピソードがある。当時、スタジアム外でファン向けのイベントとしてスピードガンコンテストが行われていた。

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