日本で一番美しいトランスジェンダー美女「van」 はるな愛が’09年優勝

日本で一番美しいトランスジェンダー美女「van」 はるな愛が’09年優勝

vanさん

見た目は女性の「男の娘」など、多様性の時代にあって、性別を超えた魅力と愛の形が社会に浸透しつつある。“ジェンダーレス時代”の愛と性を探る。

◆日本で一番美しいトランスジェンダー美女

 世界最大規模のトランスジェンダーによるビューティコンテスト「ミスインターナショナルクイーン」。’09年にははるな愛が優勝したことでも話題となったこの大会で、昨年、日本予選大会優勝、世界大会6位に輝いたのがvanさんだ。

「幼稚園で男のコを好きになったときから、心が女性であることは自覚していました。そんな自分にとって、一番つらかったのは中学・高校時代。同級生はなんとなく気づいて守ってくれたけど、『あのコはああいうコだから』と傷つける空気をつくったのは周りの大人たち。『卒業したら、絶対にキレイになって見返してやろう!』と心に決めました」

 福岡の美容専門学校に進学して徹底的に自分を磨き上げると、上京してモデルやヘアメイクとして働き始めた。

「成人式で地元の山口に帰ったとき、同級生の態度があからさまに変わりましたね。昔よりはるかに優しくて、『生々しいな』って。その頃からだいぶ自分に自信がついていたのですが、やっぱりなかなかカミングアウトはできない。お互い好意を持った男性にも、夜を共にする直前まで言えませんでした」

 そこで突き放されることはなかったというが、「どんなにキレイになっても、女性には勝てない」というコンプレックスは常に消えなかった。

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