“在日コリアン”をネタにするお笑いコンビ「ピリピリするテーマも漫才なら…」

“在日コリアン”をネタにするお笑いコンビ「ピリピリするテーマも漫才なら…」

お笑いコンビ「コリアンチョップスクワッド」のちす(左)とゆぎょん

在日韓国人3世と4世の2人が、自身の生い立ちや日韓問題に切り込む漫才を繰り広げている。ワタナベエンターテイメント所属「コリアンチョップスクワッド」のちす(23)とゆぎょん(22)だ。

 3年前にコンビを結成した東京朝鮮高出身の2人は、昨年からこの芸に行き着いた。自らのルーツに光を当てる漫才が観客を笑いの渦に包み込む日を心待ちにしつつ、在日コミュニティーと非在日との架け橋になることを夢見る。

「僕たちが実体験していることを『笑い』を通じてもっと知ってもらいたい」と意気込みは強い。

◆バイト先での体験談やGSOMIA破棄まで。漫才のテーマは幅広く

 アルバイト先で通名か本名かどちらを名乗るか迷う話。生い立ちを細かく尋ねるカスタマーセンターとのやり取り……。実体験を織り交ぜた漫才は、2人の自虐的な語り口とコミカルな演出で笑いを誘う。

 日本と韓国のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)が破棄されます――と架空のラジオ番組で話題になり、日本の安倍さんと韓国のMJさんから悩みが寄せられるという時事ネタも漫才にした。それぞれの投稿を読み上げた上で、「安倍さんとMJさんには次世代にも続くすばらしい日韓関係をプレゼントします」とオチに持って行った。観客席からは拍手がわき起こった。

◆どこまで笑いにできるかは、いつも迷う

 持ちネタは現在10個ほど。

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