ゲーマー、演歌歌手、女子アナ、犬…韓国テレビが何でも競わせる危ない事情

ゲーマー、演歌歌手、女子アナ、犬…韓国テレビが何でも競わせる危ない事情

写真はイメージです

◆ひょうたんからコマのトロット(韓国演歌)ブーム

 Mnetで制作された『スーパースターK』の人気が沸騰し、韓国ではサバイバル系オーディション番組が粗製乱造されるようになった。しかし、熱しやすく冷めやすいのが韓国人の国民性。ブームが一段落すると、今度はアイドル以外のジャンルを取り上げるようになる。

 そんな中で抜けた存在になったのが『SHOW ME THE MONEY』(Mnet)だ。これはヒップホップに特化したオーディション番組。日本の『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)をイメージしていただければ伝わりやすいかもしれない。

 ヒップホップという音楽の性質がバトルに向いていることもあり、また昔から韓国ではラップの人気が高かったこともあり、番組は高視聴率を記録した。同番組からは女性ラッパーを素材にしたスピンオフ番組『Unpretty Rapstar』(Mnet)も誕生。コンテンツ供給会社兼芸能プロダクションのJAKE社長であるピョ・ジェシク氏が解説する。

「やっぱりテーマが大事なんですよ。『SHOW ME THE MONEY』の成功を受けて、それまでなかったスタイルの音楽オーディション番組が作られるようになりました。たとえば『あなたがすぐにボイスクイーン』(MBN)。

 これは『若い頃は歌手を目指していたけど、夢破れて今は普通のおばさんをやっています』みたいな主婦が次々と出てくるんです。

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