ミスチル桜井、長渕剛クラスの歌手がバトルに負ける…ガチすぎる韓国リアリティショー

なんて比べ物にならないくらい素人感丸出しなわけですよ。

 もちろんパフォーマンスのクオリティが高くないこともAKB48の魅力なんだけど、そんなこと韓国の人たちが理解できるはずないじゃないですか。『なんですでにデビューしているAKB48のメンバーが、歌やダンスでは韓国人の練習生よりはるかに下なの?』ということが単純にわからない。

 ただ、あの番組で最終的に証明したのは、AKB48だってきちんとした先生のもとでちゃんとレッスンすれば素晴らしいクオリティになるということ。そこにはシステムの違いがあっただけで、彼女たちのポテンシャル自体は非常に高いと個人的には感じました。

 それと韓国の視聴者もここに来てようやく“成長する過程を観て楽しむ”ということができるようになったのは大きかったですね。ある意味、韓国人がAKB48によって教えられたというか……」(同)

 審査員を視聴者にしたことも『PRODUCE101』シリーズの大きな功績だった。番組内では視聴者のことを「国民プロデューサー」と呼んだが、AKB48グループの選抜総選挙が定着している日本と違い、専門家以外が合否を決めること自体がエポックメイキングだったのだ。

 しかし、この新システムは「やらせ問題」「不法投票」というパンドラの箱を開けることに繋がった。その後、『PRODUCE101』が韓国テレビ界を震撼させるような一大疑獄事件へと発展したのはご存知の通りである。次回は「なぜオーディション番組で過剰演出が蔓延するのか?」「なぜリアリティーショーは完全なリアルになりえないのか?」という疑問点に踏み込んでいきたい。

―[韓流オーディションの光と影]―

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