女性が紹介してくる「可愛い子だよ」に異議アリ。男と女、悪いのはどっち?

定形文のようなもの。男を騙すつもりもない」(20代・OL)

「紹介されるだけありがたいと思えよ」(20代学生)

◆精神科医に分析を依頼

 女性陣から身も蓋もない意見が聞けたが、このテーマをさらに深堀りしたいと感じた取材班。そこで、精神科医の春日武彦氏に分析を依頼した。

「まず、『可愛い』という言葉からは、積極的な魅力を示唆しているようなトーンが伝わってきません。すごい美人であるとか、タレントの誰それに似ているとか、目力がすごいとか、あれこれ長所があるとしたら、そこを具体的に述べるのが普通です。だから『可愛い』と表現するときにはせいぜい『そこそこのレベル、あんまり特徴はないけどね』と言っているのと同じだと思います」(春日氏、以下同じ)

 言われてみればその通りであり、「あまり特徴のない」という指摘は先ほどの女性からの意見とも合致する。春日氏はさらに深く、見解を述べてくれた。

「『可愛い』というのは、別に容姿のみを指しているわけではありません。仕草が面白い、ドジであるとか、それどころかもはや女性であるだけで『可愛い』のジャンルに収まりかねない。人間、どこか長所はある筈ですから、それを当て込んで『可愛いよ』と言っているのではないでしょうか?」

 女性からは否定意見が飛んでくる可能性もあるが、ただおっちょこちょいなだけなのに「可愛い」と表現されるのは多いように思う。

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