「持続化給付金100万円」従業員に不正受給させる経営者。手数料は20万円…

「持続化給付金100万円」従業員に不正受給させる経営者。手数料は20万円…

個人事業主やフリーランスは最大100万円の給付金が振り込まれる。審査は簡易なため、不正受給が横行しているとみられている

新型コロナの影響を受けた人たちを支援するため、中小企業には最大200万円、個人事業者やフリーランスには最大100万円を給付する「持続化給付金」。「この持続化給付金を狙った不正受給や詐取がSNSで拡散され、逮捕者が相次いでいます」と話すのは、新型コロナ関連詐欺などに詳しいフリーライターの奥窪優木氏。

『ルポ 新型コロナ詐欺 〜経済対策200兆円に巣食う正体〜』(9月2日発売)では、新型コロナに関連した給付金や補助金を不正受給する連中を取材し、その巧妙な手口に迫っている。

◆◆飲食店キャストが受け取った100万円から店長が手数料を徴収

 奥窪氏によると、都内の「接待を伴う飲食店」で、持続化給付金100万円の不正受給と思われる行為が行われていたという。飲食店で働く女性が明かす。

「うちの店では、キャストの女の子はみんな従業員扱いで給与をもらっていたんですけど、社長がある日、『みんな業務委託だったことにして、給付金で100万円もらえるようにしてやる』って言ってくれて。給付金の申請までぜんぶ店がやってくれました。

 それから2〜3週間以内にほとんどのキャストが100万円振り込まれたようです。私も受け取りました。4〜5月はほとんどシフトに入れてもらえず、出勤してもお客さんは全然来なくて、ほぼ無収入だったから助かりました。

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