ペーパー8社で1600万円を不正受給「持続化給付金200万円」に群がる悪党たち

ペーパー8社で1600万円を不正受給「持続化給付金200万円」に群がる悪党たち

持続化給付金の申請には、基本的には税務署の収受印が押された確定申告書の提出が必要。悪質なケースでは税務署の収受印を偽造し、嘘の確定申告書を提出する者も…

◆持続化給付金の不正受給が相次ぐ

 新型コロナの影響を受けた人たちを支援するため、中小企業には最大200万円、個人事業者やフリーランスには最大100万円を給付する「持続化給付金」。この持続化給付金をめぐり、嘘の売上台帳を提出して給付金を騙し取ったとして、8月26日に名古屋市の男性3人が逮捕された。3人は、およそ400人に代わって嘘の申請を行い、4億円を騙し取った疑いがあるという。

「昨今、この持続化給付金を狙った不正受給や詐取が横行していて、逮捕者が相次いでいます」と話すのは、新型コロナ関連詐欺などに詳しいフリーライターの奥窪優木氏だ。奥窪氏の最新刊『ルポ 新型コロナ詐欺 〜経済対策200兆円に巣食う正体〜』(発売中)では、新型コロナに関連した給付金や補助金を不正受給する連中を取材し、その巧妙な手口に迫っている。

◆ペーパーカンパニーを使って持続化給付金を詐取

 コロナ禍の直撃を受け、明日への不安を抱えていたところに悪知恵を吹き込まれ、背に腹は代えられない思いで不正受給に手を染めてしまった者もいることだろう。しかし、まったく新型コロナの影響を受けていないにもかかわらず、持続化給付金を詐取する人間もいる。中内宏昌(仮名・49歳)もコロナショックとは無縁なのに、限度額200万円を大きく上回る金額を受給したという。

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