世界が認めた最高位ダンサー・飯島望未が「バレエ界の異端児」と呼ばれる理由

世界が認めた最高位ダンサー・飯島望未が「バレエ界の異端児」と呼ばれる理由

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アメリカで4番目の規模を誇り、世界中から集まった実力者がしのぎを削る「ヒューストン・バレエ団(Houston Ballet)」。そこで飯島望未は’07年、当時最年少の16歳でプロ契約し、昨年には日本人として3人目のプリンシパル(最高位ダンサー)となった。

 そのファッションも言動も前衛的であるがゆえに、ときに“バレエ界の異端児”と評されることもある彼女。さまざまな逆境をはねのけ頂点を?んだ女性ダンサーの素顔に迫った。

◆踊るのが楽しいとかはまったくなかった

――名門バレエ団のプリンシパルには、誰もがなれるものではないと思います。ましてや、’16年にチューリヒ・バレエ団に移籍し、’17年に今のヒューストン・バレエ団に戻ってきていますよね。そこからプリンシパルになるのは難しかったのでは?

飯島:難しかったというよりも、必死にやっていたらそうなっていたという感覚です。世界中からレベルの高いダンサーが集まってきている中で、役を取るためには全力を出す以外の方法がないですから。

――ヒューストンに戻ってきたのはなぜですか?

飯島:新しい自分を発見したいと思ったからです。ヒューストンはクラシックバレエが主体なのですが、チューリヒはコンテンポラリーを踊れることを求められるので、そこでは監督には気に入ってもらえず、役がもらえませんでした。

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