佐々木朗希が、震災の津波で亡くなった祖父母を思い出す味「ロッテのチョコパイ」

佐々木朗希が、震災の津波で亡くなった祖父母を思い出す味「ロッテのチョコパイ」

卒業式での佐々木朗希

―[17の閃光〜佐々木朗希物語〜]―

◆チョコパイは、震災の津波で亡くなった祖父母を思い出す味

 今思えば、令和の怪物にとってロッテは小さい時から身近な存在だった。佐々木朗希投手が、まだ岩手県陸前高田市に住んでいた頃のこと。自宅の隣に父方の祖父母が住んでいた。同じ敷地内ということもあり、よく出入りをしていた。リビングには決まってお菓子が置いてあった。煎餅とロッテのチョコパイ。それが定番だった。だから佐々木朗希にとって、ロッテといえばチョコパイなのだ。

「おじいちゃんとおばあちゃんの家に遊びに行くとチョコパイがいつもあって、よく食べていました。チョコパイが美味しかった。それが思い出ですし、ぼくにとってロッテのお菓子といえばチョコパイです。すごく美味しかったです」

 練習後、ZOZOマリンスタジアムのロッカールームで汗を拭いながら背番号「17」が千葉ロッテマリーンズとのちょっとした縁を教えてくれた。昨年12月の契約会見ではパイの実を手にフォトセッションに応じた。

 新入団会見でのそれはコアラのマーチだった。新人恒例の浦和工場見学ではコアラのマーチ、ガーナミルクの生産過程を1時間ほどの工程で見学。「お菓子の工場見学は初めて。チョコレートの味がすごくした」と目を輝かせた。ただ本人がいちばん思い出深いのはチョコパイ。

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