コロナの給付金バブル。いわゆる「街金」の景気にも影響していた?

コロナの給付金バブル。いわゆる「街金」の景気にも影響していた?

コロナの給付金バブル。いわゆる「街金」の景気にも影響していた?の画像

1次、2次補正あわせて60兆円が加わり、総額160兆円まで積み上がった2020年度の国家予算。言わずもがな、その元凶は新型コロナ感染症だが、巨額の財政出動にもかかわらず、「経済死」の危機に直面している経営者、従業員、フリーターたちは数知れない。

 今回は、コロナ禍のせいで「悲喜こもごも」な状況に見舞われた人々を取材するとともに、新刊『コロナ大不況で「経済死」しないための本』(扶桑社刊)を上梓したばかりの企業再生ドクター・大和竜一氏に、公的資金を最大限活用する方法を指南してもらった。

◆マチ街金勤務・Cさん(30代)「給付金バブルで誰もカネを借りてくれない!」

 コロナで困っている零細企業の経営者や個人事業主やフリーターにとって、国や地方自治体のフォローはこのうえなくありがたい。最大200万円までもらえる持続化給付金をはじめ、家賃支援給付金や、従業員への休業手当を助成するための雇用調整助成金、テレワーク助成金など、返済する必要のない給付金や助成金が「これでもか」とつぎ込まれている。

 だが、おかげで大弱りなのが、普段、主に短期の運転資金などを中小企業経営者に高利で貸し付ける、通称「マチ金」といわれる金融業者だ。

 ある独立系消費者金融会社で貸金営業を行うCさん(30代)によると、「『無担保でもいいから借りてください』って、なじみの顧客に一日中電話をかけまくっても、まったく借り手が見つからないこともあります。

1 2 3 4 5 次へ

関連記事(外部サイト)