コロナの給付金バブル。いわゆる「街金」の景気にも影響していた?

売り上げ的に見ても、半減か、それ以下の状況になっています」と肩を落とす。

 当然と言えば当然だ。そうした顧客が今すぐ必要な資金は、だいたい数百万円単位が多い。それを国や自治体が「面倒見ましょう」と無利子で貸してくれるなら、法定金利の年利15〜20%ギリギリの「マチ金」でわざわざ借りなくてもいいことになる。

◆最近、大流行のファクタリング業者も給付金バブルで苦境に

「マチ金」同様、客不足にあえいでいるのが、「ファクタリング」業者だ。「ファクタリング」とは、「売掛債権」や「請求書」(販売した商品の代金や労働の対価を受け取る権利)をファクタリング業者に買い取ってもらい、早期に現金化するサービスのこと。

 実質1割程度の手数料を業者に徴収されるため、かえってマチ金の金利よりも高くなるケースも多いのだが、手っ取り早くカネが手に入ることから、近年は需要も急増していた。前述・Cさんによると、「2〜3か月後の入金をアテにしたつなぎ融資の意味では、ウチよりも、ファクタリングのほうが使い勝手はいいかもしれない。もっとも、マチ金が、そのままファクタリングもやっている例も少なくないですけどね」とのことだが、どの道、ライバルは国や都道府県、ないしは金融公庫や信用保証協会。吹けば飛ぶようなマチ金どころか、大手メガバンクのカードローン会社でも、勝てるわけがない。

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