コロナの給付金バブル。いわゆる「街金」の景気にも影響していた?



◆給付金の申請をコーチングして「副収入」を得る輩も…

 そのうえ、妙な「敵」まで出現しているという。

 自身も、ある小さな企業を経営しているMさん(50代)は、「アドバイサー」として知り合いの経営者たちに給付金や助成金についてのコーチングを行っている。

「経営者の中で、そうしたおカネが自分ももらえる、と気が付いてない人があまりにも多いんですね。持続化給付金にしたって、『ウチの会社はもともと売り上げが少ないから、申請しても無理だろう』なんて勝手に考えちゃう。もったいないでしょ」と、妙に明るい声で話す。

 Mさんは、まだ持続化給付金を申請していない仕事仲間の経営者やフリーランスの同業者に出くわすと、「去年より売り上げが半分以下になった月が1ヵ月あれば、持続化給付金の申請はすぐに通るよ」とアドバイスして、給付手続きまで手伝っている、という。他の助成金や補助金などでも、受け取れそうなものは「これも申請したら」とアドバイスしているそうだ。

「別に、コーチ料なんて、求めてませんよ。親切心でやっているだけです。でも、法人で200万円、個人事業主で100万円の持続化給付金は、書類がちゃんとそろっていれば、申請からほぼ10日足らずで振り込まれることが多い。指南相手の中には、謝礼として1割ぐらい受け取ってくれ、と無理やり渡す人もいるぐらいです」と語るMさん。

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