日雇いバイトで月50万を稼ぎ、800万円貯金する日雇いのプロの立ち回りとは?

工事現場の時給は約1,400円。10時間以上働いたとして交通費込みでようやく届く。毎日働いていても50万円にはギリギリ届かない。しかもフドウは火曜日を固定休として週休1日を実現している。月に4回訪れる休みに全力を注いで遊び倒すらしい。さらに当時32歳だったフドウはこの時点ですでに800万円の貯金があった。月に4回の休みでも金は使いきれないので自動的に毎月10万円以上貯まるというのだ。

「この生活は今までで一番ハマっている。体が使い物にならなくなるまでこうして働くと思う」

 今になってみると理解できる。フドウもわざわざ競争するのが嫌だったのだ。きっとこの時点で自分にとっての幸福を見つけていた。まだ20代前半だった僕は、

「30にもなって派遣のバイトばかり。悪いけど人生の反面教師にさせてもらうぜ」

 と見下していた。

 思えば、我関せずと自分のしたい生活を素直に「一番良し」と受け入れるためには、他人に対する漠然とした劣等感や無駄な競争意識を全て排さなければならないので、フドウは32歳にしてもう成功していたのかもしれない。僕は今でも少し悩んでいる。自分は今の生活が一番ハマっていると思うか? という問いに対して迷いがある。

◆24時間の壁を超えるための“データ”

 フドウが50万円を捻出するのにはコツがあった。

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