「コロナで、売れない芸人のバイトまでなくなった」弱小芸能プロの苦悩

「コロナで、売れない芸人のバイトまでなくなった」弱小芸能プロの苦悩

写真はイメージです

ワクチンの開発に遅れも出る中、秋冬の到来で感染第3波も警戒される新型コロナウイルス。夏までなんとか持ちこたえてきた零細企業や個人事業主も、そろそろ我慢の限界が近づいている。

「経済死」の危機が迫る経営者、従業員、フリーターたちの苦悩や不安を少しでも和らげる方法はないのか? そこで、コロナで窮地に陥った業界関係者を取材。著書『コロナ大不況で「経済死」しないための本』(扶桑社刊)を上梓したばかりの企業再生ドクター・大和竜一氏に苦境や困難からの脱出法を訊いた。

◆弱小芸能プロ・Oさん(50代)地方営業消滅で月の売上300万円が蒸発

 小さな芸能プロダクションを経営するOさん(50代男性)。所属しているのは、さほどメジャーとはいえないモノマネタレントやお笑いタレントたちだ。

 今年、コロナショックが起きるまでは、それなりに堅実経営で推移していた、と語るOさん。

「ウチあたりのタレントだと、テレビなんかに呼ばれることはあまりないけど、地方営業などはそれなりにあるんです。特にモノマネ系は月に10本以上も珍しくない。事務所によって、芸人との取り分は違うとして、ウチは良心的に事務所:芸人=4:6でやってます。それでも月50万円から100万円の売り上げのある芸人が2〜3人いれば、月々の総売上は300〜400万円。

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