日本初、同性婚などLGBTQを対象とした結婚式ができる寺を取材 ネット上では批判も

日本初、同性婚などLGBTQを対象とした結婚式ができる寺を取材 ネット上では批判も

記事まとめ

  • 埼玉県川越市にある最明寺というお寺では、LGBTQを対象とした結婚式ができるという
  • 千田明寛副住職は「インド留学で自分と違う人を受け入れるという土壌ができた」と語る
  • 仏教では同性愛やトランスジェンダーについて、直接語るものはおそらくないのだとか

同性結婚式ができるお寺を取材。ネット上では批判もあった

同性結婚式ができるお寺を取材。ネット上では批判もあった

芸人・みほとけさん(右)とフリーアナウンサーの・久保沙里菜さん(左)(c)島崎信一

日本は性的マイノリティに対する社会的成熟度が低いと言われているが、2015年に日本で初めて渋谷区がパートナーシップ制度を開始し、遅まきながらLGBTQの認知が広まっている。そんな中、埼玉県川越市にある最明寺というお寺は、LGBTQを対象とした結婚式ができるという。

◆同性結婚式を始めた理由

 この試みを始めた理由を千田明寛副住職はこう語る。

「私はお坊さんになった後、インドに留学をしたんです。インドって人種も宗教も言葉も混在した国で『多様性の国』と呼ばれていて、肌の色も言葉も違う私を、誰ひとりとして虐げるような人が居なかったんですよ。違いを認めて生活しているんです。そういった国で暮らしてみて、自分と違う人を受け入れるという土壌が私の中にもできてきたんです」

 さらに“ご縁”としか言いようのないタイムリーさで、行政の動きが加わったことも後押しとなったそうで、「今年の5月に、川越市がパートナーシップ宣誓制度を開始したんです。自分の住んでいる街がこうやって動きはじめたときに、お寺としても何かアシストできればと思ったんですね」(同氏)と話す。

 そもそも、仏教は同性愛やトランスジェンダーについて何か語っているのだろうか。これについて同氏は「直接語るものはおそらくないんですが、仏教はインドのカースト制度へのアンチテーゼとして出てきたという背景もあるんです。

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