貧困から抜け出す策はある。会社、SNS、富裕層を味方につける交渉術

貧困から抜け出す策はある。会社、SNS、富裕層を味方につける交渉術

※写真はイメージです

国税庁の発表によると2018年の日本の平均年収は441万円だ。しかし今、非正規雇用で平均を大きく下回る低収入、貯金もほぼないが、その現実に危機感を持つこともなく好きなことをして暮らす無自覚な“まったり”貧困層が増えているという。仮に自分が同じような境遇に陥った場合、どのようにして抜け出せばいいのか。

◆社会に歩み寄れば手を差し伸べてくれる人はいる

 社会福祉士の藤田孝典氏はこう語る。

「今の日本社会は労働組合がストライキや団体交渉を粘り強く続けたからこそ成り立っています。数は力。弱者は集まって声を上げないと“上級国民”の元に主張は届きません。また、職位も重要。アルバイトはやはり立場が圧倒的に弱いので、アルバイト→契約社員→正社員と少しでも職位を上げることも、交渉力アップの秘訣です。

 一方で、実は非正規社員の給与や待遇を把握していないだけの経営者も多く、労働組合を通して交渉するだけで、『え、そんなに給料低かったんだ』と、簡単にベースアップに応じてくれるケースも少なくありません」

 多少の訓練期間は必要となるが、スキルや資格を習得して、自らの価値を高めるのは王道の良策だ。

「今、身を置いている業界・社内で報酬アップが望めないなら、転職しかない。例えば医療、介護・福祉のような分野なら普遍的な需要があるため、資格を取得しておく意義が大きいです。

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