盗塁王・屋鋪要が選んだ第二の人生は鉄道写真家「電車と言われるとムッとする」

盗塁王・屋鋪要が選んだ第二の人生は鉄道写真家「電車と言われるとムッとする」

快足をほこり、高木豊氏、加藤博一氏と共に3人でスーパーカートリオと呼ばれた屋鋪要氏。現在は鉄道文化人として鉄道写真の撮影や雑誌への寄稿をする。また、子供たちに野球を教えるベースボールアカデミーで指導者としても活躍している

―[職業 元プロ野球選手]―

◆スーパーカートリオとして一世を風靡

 80年代、横浜DeNAの前身の大洋ホエールズでスーパーカートリオの一員として一世を風靡し、3年連続盗塁王、ゴールデングラブ賞5回、そして’94年巨人日本一に貢献した屋鋪要といえば、大洋ファンならずともプロ野球ファンならば懐かしい響きではなかろうか。

 兵庫県三田学園からドラフト6位で大洋に入団、3年目から頭角を現し、6年目にレギュラー。16年間大洋に在籍した後、巨人へ移籍し、日本シリーズでのダイビングキャッチなど、巨人在籍はわずか2年間だったが記憶に残るプレーでファンから愛された。

◆「鉄道」にこだわる意味

 屋鋪要といえば俊足のイメージが強いのだが、実はバッティングにも定評があった。現役時代は3番を任されるほどのシュアなバッティングで、現役18年間で打率3割を2度クリア。通算打率.269を残した野球人である。そんな屋鋪要が引退後、SLカメラマンをしていると知れ渡ったのは、今から8年前。その間、鉄道趣味の月刊誌に5年間連載し、著書、写真集も上梓し、今や鉄道文化人としても幅広い活動をしている。
 
「はじめまして」

 スリムなジーンズに渋めなチェック柄のシャツを着こなし、齢61にして現役モデルさながらのスラリとした体型にまず驚いた。

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