<純烈物語>純烈の原動力は「夢と表裏一体の欲」<第80回>

<純烈物語>純烈の原動力は「夢と表裏一体の欲」<第80回>

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―[ノンフィクション連載「白と黒とハッピー 〜純烈物語」]―

◆<第80回>夢と表裏一体の欲が純烈の原動力配信番組『純烈ものがたり』を経て

“欲”という文字を目にした時、半数以上の人がネガティブなイメージを抱くと思われる。物欲、金銭欲、性欲……これらの言葉はあまりいい意味で受け取られず、人間を狂わせるタネとして、道徳的観点においてはヒール(悪玉)に位置づけられる。

 だが、一方では自身を突き動かす原動力となるのも、この欲。勝ちたい、ほしい、達成したい……これらは正当な理由として市民権を得ている。

 どこまでが善でどこからが悪なのか。人前で何かを表現することを生業とする者は、その世界で勝ちを求める。そうでなければ生き残れず、続けたくても続けられなくなるからだ。どちらにも転ぶ取扱注意の欲というシロモノを、ポジティブな力として生かせるかはその人の才能による。

 どこをどう切ってもポジティブさがパブリックイメージの純烈ではあるが、酒井一圭に言わせるとその原動力はやはり「欲」になるのだという。彼は、それをはばかりなく口にできるプロデューサーだ。

「夢は紅白、親孝行」という“社訓”自体が欲そのもの。支持率の高いさわやかな顔をした一文字の背中には、とっぽいツラ構えの漢字が常にピタッと貼りついている。

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