<純烈物語>純烈の原動力は「夢と表裏一体の欲」<第80回>

あの方の実績を思えば、あり得ないような距離感で関口さんの方から純烈ワールドに来ていただけたんですよ」

 配信番組であっても、それはまごうことなき「フジテレビによるドラマ」だと現場で実感した。4話分を10日ほどで撮った制作スタッフの熱量は、日焼けで皮膚がずる剥けするほどの真夏の暑さ以上だった。

 後上翔太以外の3人は、役者として“自分以外”を演じるのが常だった。それが今回は、酒井一圭が酒井一圭役を、白川裕二郎が白川裕二郎役を、小田井涼平が小田井涼平役を務める。

「自分で言わないことも言う恥ずかしさはありました。たとえば後上が白川に『おまえさあ』って普段の呼び方ではない呼び方をするシーンがあったんだけど、そういう違和感も含めて台本通りいこうぜということにしたんです。ドラマなんだよということを視聴者にわかってほしかったから、そこでリアルは必要ない。演る側としては普段とピッタリではない方が面白かった。

◆山本マネジャーを松下由樹が演じる凄さ

 まったくピッタリだったら、松下由樹さんが山本浩光をやれないでしょ。こんな素敵な変わり方ってあります? 山本さんが、松下由樹さんになっているんですよ。松下さんが出てくれたから、皆さんがテレビで見る絵の中に純烈がいるとなった。テレビ感がちゃんと出る。

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