<純烈物語>純烈の原動力は「夢と表裏一体の欲」<第80回>

いつか踊る大捜査線のようになって、そこに織田裕二は出てくれないか、ギバちゃん(柳葉敏郎)に逮捕されてみたい、次はどのブリッジを封鎖するか……温泉の湧き湯のごとくほとばしり、勝手に足が前へ出る。

 同時に、またこのスタッフで撮ってみたい、関口さんとまだ何作も作りたいとの願望が芽生える。何よりも、次に見えたものへ向かっていけばみんなが喜んでくれる。だからチャレンジしようとなる。

「僕らも二十代の頃は活躍できなくても、数は少ないながら欲があった。この世界に入りたくて小さい頃に入って、すごい人だらけで逃げちゃったけど、それ以上にやっぱり俺の好きな世界ってすごい人だらけじゃん!ってなって結果、今も続いている。だから常にそのカテゴリーの一番下っ端でいたいんです。なるべく下っ端で頑張って、いざいくぞ!っていう時はそのカテゴリーを卒業して次のカテゴリーの一番下に入るのを心がけている。

 そうすると、こんなにすごいの!? こんなに巧いの!? こんなにパワーがあってこんなに寝ないの!?という考えられない人たちにどんどん会えて、いつの間にか自分もそういう人間に育っていってまた次のカテゴリーにいく。そういう感覚が純烈はある。常に誰かしら上がいる方がいいんですよ」

◆口角泡を飛ばし3時間しゃべりまくる明石家さんまと対峙して

 昨年12月『第8回明石家紅白!』に出演した時、多くの出演者を相手に口の周りを泡だらけとしながら3時間喋りまくり、番組を回す明石家さんまの姿を目にした酒井は涙が出そうになったという。

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