Uber Eats配達員、松山では年末年始でも一日6000円弱しか稼げない

Uber Eats配達員、松山では年末年始でも一日6000円弱しか稼げない

プラットホームのすぐ目の前が海

―[40代日雇い男「Uber Eats」自転車出稼ぎ旅【東京発沖縄行】]―

 僕は普段、日雇い派遣などの仕事で稼ぎつつ、時間を見つけてはタイなどの東南アジアを中心に旅してきた。この状況では海外旅行には行けそうにないが、日本国内ならば比較的自由に動けるようになってきている。旅がしたい。でも、社会の底辺で生きる僕にはお金がない。そこで「Uber Eats」の配達で稼ぎながら国内を自転車で旅するという方法をとることにしたのである。

◆松山では一日6000円弱しか稼げない

 旅に出て90日目、僕は松山にいた。この日も翌日の91日目も朝から晩までずっとウーバーの配達を続けた。年末年始で配達リクエストが増えてかなり稼げるだろうと期待していたのだが、松山では一日6000円弱稼ぐのがやっとだった。

 92日目。松山を離れて大分県臼杵市に向かう。まず八幡浜港まで行き、そこからフェリーで臼杵に渡る。松山から八幡浜港までの距離は約64kmである。

 右手に瀬戸内海を眺めながら自転車で道路をひた走った。やがて道の先に淡いグリーンにペイントされた木造の駅舎が見えてくる。JR予讃線の下灘駅である。

 福山で泊まったゲストハウス「かがやきの花」のオーナーのタニさんから「ここからの景色が素晴らしい」とすすめられていた場所だったので、少し立ち寄っていくことにした。

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