コロナ禍でもパチンコ屋が増えている地域の裏事情

アニメ『邪神ちゃんドロップキック』とタイアップしての再登場となったが、歴史ある有名ホールが大手に飲み込まれていく姿は象徴的であった。

◆巨大ホール登場で台数が増加

 また、昨年は夏頃から1000台クラスの大型店のグランドオープンが目立ったのも、大きなポイントだろう。昨年7月、コロナ禍にあって渋谷に1000台の「楽園渋谷駅前店」がオープンして話題となったが、「楽園」と言えば静岡の有力企業「浜友観光」のチェーン店。同社の店舗は「楽園渋谷道玄坂店」に続き2店舗目で、これによって渋谷の駅前はあの「エスパス」3店舗と「楽園」2店舗の一騎打ちの様相を呈している。

 このほか昨年だけでも、「メガフェイス1450本山」(熊本・1427台)・「ニラク郡山大町店」(福島・1029台)、「メッセ南千住店」(東京・707台・)、「モナコパレス1000宮崎駅前店」(宮崎・962台)、など巨大店が各地に登場している。

 地域で店舗や機械台数が増えるのは、こうした動きと連動している。不採算店を閉める一方で、撤退店を継承してドミナントで有力店を増やしていくのは、やはり企業体力があってこそできること。今後もますます有力企業とそれ以外の企業で格差が広がっていきそうだ。

 最新の店舗数については、先ごろ業界団体「全日遊連」(ホール組合)の「組合員加盟店舗の実態調査」が発表され、2020年12月末時点での全日遊連加盟パチンコホールの営業店舗数は8,302店舗(前年比584店舗減)ということだった。

関連記事(外部サイト)