日本を旅するUber Eats配達員、配達エリア外の「臼杵」へ

日本を旅するUber Eats配達員、配達エリア外の「臼杵」へ

日本を旅するUber Eats配達員、配達エリア外の「臼杵」への画像

―[40代日雇い男「Uber Eats」自転車出稼ぎ旅【東京発沖縄行】]―

 僕は普段、日雇い派遣などの仕事で稼ぎつつ、時間を見つけてはタイなどの東南アジアを中心に旅してきた。この状況では海外旅行には行けそうにないが、日本国内ならば比較的自由に動けるようになってきている。旅がしたい。でも、社会の底辺で生きる僕にはお金がない。

 そこで「Uber Eats」の配達で稼ぎながら国内を自転車で旅するという方法をとることにしたのである。

◆Uber Eatsの配達エリア外の「臼杵」

 旅に出て93日目、僕は大分県・臼杵にいた。ここはウーバーの配達エリアではないので、ウーバーのバッグは持たずに自転車で街中を散策した。キリシタン大名として知られる大友宗麟の築いた臼杵城の城下町として栄え、その頃に建てられた武家屋敷や寺院は今でも多く残されている。

 歴史好きには堪らない情緒溢れる街並み。しかし、僕の泊まっているゲストハウス「臼杵家」の女将であり、東京・下北沢からの移住者である和気日向さん曰く、「臼杵のいちばんの魅力は人」とのことである。

 しかし、彼女のその言葉を実感するには今回の滞在はあまりに短かすぎた。2泊3日。そのうち2日は移動日なので実質的な滞在日はわずか1日である。

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