国会を動かした現役慶大生の本気。「望まない孤独が自殺を増やしている」

国会を動かした現役慶大生の本気。「望まない孤独が自殺を増やしている」

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◆“孤独”と“望まない孤独”の違い

「日本では文化の影響もあって、“孤独”が賛美される雰囲気もありますが、それは個人が自ら望んで得た“優雅な時間”という意味の孤独です。親との関係が悪化して家にいられない、ひとり親家庭で逃げ場がないなど、自殺の原因にもなる“孤独は”、個人が『望まない孤独』です。命を投げ出しそうになったときに、確実に頼れる場所がない。そもそもどこに助けを求めたらいいのかわからない……僕自身もそういう子どもでした」

 こう語るのは、日本初の24時間365日、年齢や性別問わず匿名で相談できる無料チャット窓口「あなたのいばしょ」代表の大空幸星さんだ。

NPO法人あなたのいばしょ理事長
大空幸星(おおぞらこうき)さん
1998年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部在学中。2020年3月に「望まない孤独の根絶」を目的にNPO法人あなたのいばしょを設立

◆国会で言及された“孤独担当大臣”

 1月28日の国会では、国民民主党の伊藤副代表が「孤独担当大臣の検討」を求めた。それに対し、菅首相が厚労大臣の役割だと答えると、水を向けられた田村厚生労働相が「えっ!?」と驚き、「任命いただいたのかよく分からないが……」と、困惑しつつも取り組みに言及する一面が話題になった。

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