聖火ランナー辞退の芸能人にモヤっとする 逆にノリノリのロッチ中岡は清々しい

聖火ランナー辞退の芸能人にモヤっとする 逆にノリノリのロッチ中岡は清々しい

ロッチ中岡インスタグラムより

文/椎名基樹

◆なんか釈然としない芸能人の聖火ランナー辞退

 ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、聖火ランナーを辞退した。森喜朗の「何が何でも東京オリンピックを開催する」と言う発言が理解不能であり、また「聖火ランナーを務めるタレントは密状態を避けるために、田んぼの中を走ればいい」という趣旨の発言に対して、インフルエンサーとして聖火ランナーを務めるタレントの意味がないと感じたというのが、辞退の理由である。

 この淳の行動を口火に、五木ひろし、斉藤工、常盤貴子、玉城ティナらが、次々と聖火ランナー辞退の意思を表明した。その理由は皆一様に「スケジュールの都合がつかない」からであった。聖火リレーは3月の25日から始まり、淳が辞退の意思を表明したのが2月3日で、この期間の短さを鑑みると、「スケジュールの都合がつかない」と言う理由は「大人の対応」であり、実際は東京オリンピックに対する歓迎ムードが高まらない中で、聖火ランナーをすることにリスクを感じたために、急いで辞退を表明したようにの思えてくる。

 タレントの聖火ランナー辞退は、東京五輪開催の機運を著しくそぐものであり、もともと五輪を盛り上げるためにその役を引き受けたはずのタレントが、メリットがないからと言って辞退することは、なんだか虫のいい話にも思える。特に「スケジュールの都合がつかない」と言う「大人の対応」には、どこか誠意が欠ける印象を受けた。

1 2 3 4 次へ

関連記事(外部サイト)